認定試験

高齢者や障害者のICT機器利活用をサポートするために必要な障害の理解・技術の理解・アクセシビリティの理解などの基礎的な知識や困り別や生活場面別の適合技術などの応用的な知識・技術を評価し認定します。

認定レベル

Basicレベル

自分自身や家族など身近にいる人のICT機器利用を支援するために必要な基礎的な知識や技術を認定

家族を介護
・支援している人

  • 障害の理解
  • テクノロジーの理解
  • 各OSの標準アクセシビリティの理解

Standardレベル

家族以外の人たちにICT機器利用や支援技術をコーディネートして提供する知識や技術を認定する

セラピスト等の
医療職や
特別支援学校教員など

  • 障害の理解
  • テクノロジーの理解
  • 各OSの標準アクセシビリティの理解
  • 個人情報保護
  • 障害ごとの特性と支援技術の適合
  • 支援技術サービス提供
  • 情報アクセシビリティ

Professionalレベル

業務としてICT機器利用や支援技術を提供する際に必要になるケース別スキルや講師としてのスキルを認定する

大学教員などの
研究職等、
人材育成に関わる方

  • 障害の理解
  • テクノロジーの理解
  • 各OSの標準アクセシビリティの理解
  • 個人情報保護
  • 障害ごとの特性と支援技術の適合
  • 支援技術サービス提供
  • 情報アクセシビリティ
  • 事例研究をとおした課題と解決方法

2022年試験概要

受験資格

年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも受験できます。

試験日程

2022年11月26日(土)14:15試験開始

試験方法

Basicレベルのみ実施

  • 出題数:50問
  • 解答:試験会場のコンピュータ操作による多肢選択(IBT)
  • 制限時間:60分
  • 合格基準:70%以上の正答

StandardレベルおよびProfessionalレベルについては2022年度の試験はありません。

試験場所と受験人数

一般会場(東京・京都)と全国7カ所の高等専門学校を予定(函館、仙台、長野、富山、新居浜、徳山、熊本)
※ 今回に限り、各会場15名を上限としています。(高専学生は除く)

  • 東京会場:オデッセイ テスティングセンター 有楽町(東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル B1F)
  • 京都会場:モーリス京都テストセンター(京都市右京区山ノ内五反田町14 番地の1)
  • ・・・・・以下は高専会場で高専の学生と一緒に受験していただきます・・・・・
  • 函館会場:函館工業高等専門学校(北海道函館市戸倉町14-1)
  • 仙台会場:仙台高等専門学校 広瀬キャンパス(宮城県仙台市青葉区愛子中央4丁目16番1号)
  • 長野会場:長野工業高等専門学校(長野県長野市徳間716)
  • 富山会場:富山高等専門学校 射水キャンパス(富山県射水市海老江練合1番2 )
  • 新居浜会場:新居浜工業高等専門学校(愛媛県新居浜市八雲町7-1)
  • 徳山会場:徳山工業高等専門学校(山口県周南市学園台3538)
  • 熊本会場:熊本高等専門学校 熊本キャンパス(熊本県合志市須屋2659-2)

受験料

  • Basicレベル:5,500円(税込)

受験申込

受験を希望する会場ごとの申し込みとなります。ご注意ください。(2022年10月1日より順次)

個別の配慮

障害があって、設備や出題方法、解答方法に関して配慮が必要な場合は事前にお問い合わせページからご相談ください。

試験当日

持ち物:受験票および本人確認証(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードや写真付き資格認定証など)

集合時刻:試験開始の15分前

遅刻:受験できない場合があります。

途中退席:試験開始後30分経過後に認めます。

合格発表

実施月の末日に合否をメールで通知します。後日、合格証としてオープンバッジが授与されます

出題範囲

公式テキストに準拠した内容で出題いたします。学習教材のページをご参照ください。

分野 単元 Basic Standard Professional
障害を理解する 障害観の変化
社会の変化
障害の種類
関係する法令
テクノロジーを理解する テクノロジーと人間
障害とテクノロジーの関係
アクセシビリティ
OS標準のアクセシビリティを理解する Windowsのアクセシビリティ
iOS/iPadOSのアクセシビリティ
AndroidOSのアクセシビリティ
macOSのアクセシビリティ
OS標準のアクセシビリティ機能利用に役立つ周辺機器
困難別の支援技術 見ることに困難がある場合
読み書きに困難がある場合
聞くことに困難がある場合
動くことに困難がある場合
コミュニケーションに困難がある場合
安全・安心な活動のために 情報モラル
利用環境の整備
場面別の支援技術 学習の場面
就労の場面
日常生活の場面

オープンバッジ

ICTアクセシビリティアドバイザー認定試験に合格するとデジタル証明として「オープンバッジ」を授与いたします。

オープンバッジ3種の見本画像

このオープンバッジは、国際的な技術標準であるオープンバッジ規格に則るデジタル証明書として、これまで欧米を中心に大学や資格認定団体、グローバルIT企業等から多数発行されてきました。
日本では、一般財団法人オープンバッジ・ネットワークがその管理と運用をしており、さまざまな企業や学校、各種団体からの発行が始まっています。

オープンバッジの特徴

偽装・改ざん防止■

ブロックチェーン技術を取り入れており、実質的に偽造・改ざんが不可能です。信頼性の高い証明書として、安心してご利用いただけます。 オンライン上で簡単にかつ瞬時に有効性を検証できます。

容易なバッジ管理■

複数発行されたオープンバッジを、自分専用の「オープンバッジウォレット」で受けとり、集め、一元管理ができます。

柔軟な利用■

TwitterやFacebook、LinkedinなどSNSで公開することができます。また、ハイパーリンクを挿入したバッジ画像を、メール署名や履歴書に貼ると、取引先や面接官などに自身の強みをアピールできます。
公開・共有したオープンバッジは、誰でもそのバッジを検証でき、偽造の有無、保有者の知識やスキルの信頼度を保証します。
また、証書形式で印刷することも可能です。

デジタル推進委員

ICTアクセシビリティアドバイザー認定試験に合格するとデジタル庁が普及を進める「デジタル推進委員」になることができます。

当協会は、「デジタル推進委員」の募集要項に示す指定団体です。ICTアクセシビリティアドバイザー合格者でご希望される方をデジタル推進委員として登録いたします。

デジタル推進委員の取組

(以下、デジタル庁Webサイトより抜粋)

デジタル推進委員は、デジタル機器やサービスに不慣れな方にきめ細かなサポートなどを行うことで、社会全体として、デジタル社会の利便性を誰一人取り残されず享受できる環境を作っていくための取組です。

概要

デジタル社会の利便性を誰もが享受できる環境を作っていくため、既に国、地方公共団体、各種団体等が行っているデジタル機器・サービスに不慣れな方等に対する事業や取組とも連携し、これらの事業や取組に携わる方を横断的にデジタル推進委員またはデジタル推進よびかけ員と位置付け、幅広く国民運動として展開していくことを目指します。

デジタル推進委員とは

デジタル推進委員は、デジタル機器・サービスに不慣れな方等に対し、講習会等でデジタル機器・サービスの利用方法等を教える取組のほか、それらの利活用をサポートする取組を行う方です。

詳しくはデジタル庁のWebサイトをご覧ください。

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