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認定試験
高齢者や障害者のICT機器利活用をサポートするために必要な障害の理解・技術の理解・アクセシビリティの理解などの基礎的な知識や困り別や生活場面別の適合技術などの応用的な知識・技術を評価し認定します。
認定レベル
- Basic ・・・2021年12月実施予定(ただし、パイロット/2022年より一般対象)
- Standard ・・・2022年以降
- Professional ・・・2022年以降
Basicレベル
自分自身や家族など身近にいる人のICT機器利用を支援するために必要な基礎的な知識や技術を認定
家族を介護
・支援している人
- 障害の理解
- テクノロジーの理解
- 各OSの標準アクセシビリティの理解
Standardレベル
家族以外の人たちにICT機器利用や支援技術をコーディネートして提供する知識や技術を認定する
セラピスト等の
医療職や
特別支援学校教員など
- 障害の理解
- テクノロジーの理解
- 各OSの標準アクセシビリティの理解
- 個人情報保護
- 障害ごとの特性と支援技術の適合
- 支援技術サービス提供
- 情報アクセシビリティ
Professionalレベル
業務としてICT機器利用や支援技術を提供する際に必要になるケース別スキルや講師としてのスキルを認定する
大学教員などの
研究職等、
人材育成に関わる方
- 障害の理解
- テクノロジーの理解
- 各OSの標準アクセシビリティの理解
- 個人情報保護
- 障害ごとの特性と支援技術の適合
- 支援技術サービス提供
- 情報アクセシビリティ
- 事例研究をとおした課題と解決方法
試験概要
受験資格
年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも受験できます。
試験日程
毎年1回、12月(2021年はパイロット試験で12月18日)
試験方法
Basicレベル
- 出題数:80問
- 解答:試験会場のコンピュータ操作による多肢選択(CBT)
- 制限時間:60分
- 合格基準:70%以上の正答
StandardレベルおよびProfessionalレベルについては2021年度の試験はありません。
試験場所
全国6か所の高等専門学校(函館、長野、東京、富山、徳山、熊本)
受験料
- Basicレベル:5,500円(税込)
- Standardレベル:7,700円(税込)
- Professionalレベル:11,000円(税込)
受験申込
- AAICT Webサイトから申し込んでください。
- 受験料の請求書がメールで届くので、試験日の10日前までに指定口座に入金してください。
- 入金確認後、IDとパスワードおよび受験票がメールで届くので、受験票を印刷しておいてください。
個別の配慮
障害があって、出題方法と解答方法に関して配慮が必要な場合は事前にご相談ください。
試験当日
持ち物:受験票および本人確認証(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードや写真付き資格認定証など)
集合時刻:試験開始の30分前
遅刻:受験できない場合があります。
途中退席:試験開始後30分経過後に認めます。
合格発表
実施月の末日に合格者にデジタル証書としてオープンバッジが授与されます
出題範囲
分野 | 単元 | Basic | Standard | Professional |
---|---|---|---|---|
障害を理解する | 障害観の変化 | 〇 | 〇 | 〇 |
社会の変化 | 〇 | 〇 | 〇 | |
障害の種類 | 〇 | 〇 | 〇 | |
関係する法令 | 〇 | 〇 | 〇 | |
テクノロジーを理解する | テクノロジーと人間 | 〇 | 〇 | 〇 |
障害とテクノロジーの関係 | 〇 | 〇 | 〇 | |
アクセシビリティ | 〇 | 〇 | 〇 | |
OS標準のアクセシビリティを理解する | Windowsのアクセシビリティ | 〇 | 〇 | 〇 |
iOS/iPadOSのアクセシビリティ | 〇 | 〇 | 〇 | |
AndroidOSのアクセシビリティ | 〇 | 〇 | 〇 | |
macOSのアクセシビリティ | 〇 | 〇 | 〇 | |
OS標準のアクセシビリティ機能利用に役立つ周辺機器 | 〇 | 〇 | 〇 | |
困難別の支援技術 | 見ることに困難がある場合 | ― | 〇 | 〇 |
読み書きに困難がある場合 | ― | 〇 | 〇 | |
聞くことに困難がある場合 | ― | 〇 | 〇 | |
動くことに困難がある場合 | ― | 〇 | 〇 | |
コミュニケーションに困難がある場合 | ― | 〇 | 〇 | |
安全・安心な活動のために | 情報モラル | ― | 〇 | 〇 |
利用環境の整備 | ― | 〇 | 〇 | |
場面別の支援技術 | 学習の場面 | ― | ― | 〇 |
就労の場面 | ― | ― | 〇 | |
日常生活の場面 | ― | ― | 〇 |
オープンバッジ
ICTアクセシビリティアドバイザー認定試験に合格するとデジタル証明として「オープンバッジ」を授与いたします。

このオープンバッジは、国際的な技術標準であるオープンバッジ規格に則るデジタル証明書として、これまで欧米を中心に大学や資格認定団体、グローバルIT企業等から多数発行されてきました。
日本では、一般財団法人オープンバッジ・ネットワークがその管理と運用をしており、さまざまな企業や学校、各種団体からの発行が始まっています。
オープンバッジの特徴
偽装・改ざん防止■
ブロックチェーン技術を取り入れており、実質的に偽造・改ざんが不可能です。信頼性の高い証明書として、安心してご利用いただけます。 オンライン上で簡単にかつ瞬時に有効性を検証できます。
容易なバッジ管理■
複数発行されたオープンバッジを、自分専用の「オープンバッジウォレット」で受けとり、集め、一元管理ができます。
柔軟な利用■
TwitterやFacebook、LinkedinなどSNSで公開することができます。また、ハイパーリンクを挿入したバッジ画像を、メール署名や履歴書に貼ると、取引先や面接官などに自身の強みをアピールできます。
公開・共有したオープンバッジは、誰でもそのバッジを検証でき、偽造の有無、保有者の知識やスキルの信頼度を保証します。
また、証書形式で印刷することも可能です。